これからの地域の居場所の可能性(その3)

(※市民活動センター情報紙の掲載記事を紹介します)

コミュニティ・カフェの楽しみの一つが
手作りのお昼ごはん。

用意するのはお寺だが
配膳や片づけはみんなで行う。

取材の日は隣の部屋で活動していた
「端切れの会」(端切れを使ってバッグや人形
小物づくりを楽しむ会)のメンバーも加わり
子どもも大人も、参加者もスタッフも
文字通り一緒に混ざりあってテーブルを囲んだ。

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■ 垣根を越えて混ざりあう
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「赤ちゃんからお年寄りまで
様々な人がいろんな目的でお寺に来て
学び、習い、一緒にお昼ご飯を食べ
笑い、遊び、年齢の垣根を越えてつながっていきます。

『遊びの三間』という言葉があります。

遊びが成立するためには
『時間』『空間』『仲間』の3つが必要という意味ですが
ここはそれが揃うんです」と平田さん。

戸田さんは「家族みんながお寺に育ててもらった」と話す。

「スタッフになってからは
どうしたらここに来て良かったと思ってもらえるかを
常に考えています。
特に、初めて来られたかたでも
安心してくつろげる場にしたいなと。

お寺だったり、公共施設だったり
いろんな居場所があることで
川西のまちが素敵になるんじゃないかと思います」。

【コミュ・カフェ「しゃらりん」】
毎週月・水・金 10時〜16時
※出入り自由

【観瀧山岡本寺】
川西市平野1-33-14
TEL:072-793-0203
能勢電鉄平野駅より徒歩5分、駐車場有