模型のおっぱいで、乳がんのしこりを探してみました

昨年に続き、
理学療法士の門脇ひろみさんを講師に迎えて
乳がん自己検診の体験講座を開催しました。

2人に1人ががんにかかると言われていますが、
がんの部位別では、乳がんは女性の1位。
しかも、乳がん患者はどんどん増えているそうです。

しかし、早期発見・早期治療で治癒しやすいのも乳がんの特徴
また、がんの中で唯一、自分でふれることができるのが乳がん。
日頃のセルフチェックが重要なのです!

ところが…
兵庫県の検診受診率は全国ワースト4。
川西市の検診受診率は兵庫県の中でも低い方という実情。

乳がんのしこりが1センチになるのには10年かかるけれど、
1センチのしこりが2センチになるのに、2年かからないそうです。

しこりがセンチ以内のステージ1で発見できれば、
10年生存率は90%以上。

乳がん患者の7割はセルフチェックで発見しているとうことで、
自己検診がほんとうに大切なんですね。

参加者は、乳がんの模型をさわってみました。
1センチにも満たない「しこり」ですが、
ふれると、石ころのように固いのがわかります。
でも、小さくて奥の方にある「しこり」は
気づくことができなかったり。

「今日から毎日さわって、
自分の体の変化をたしかめてください。
そのあとは、月経後4〜7日以内、
閉経した人は、毎月1日など日を決めて
セルフチェックしてください」
と門脇先生。

質問もたくさん飛び出し、
自分の体を見つめなおす時間になりました。