対話によるアート鑑賞:講座を開催しました!

3/2(金)ナビゲーターに岡崎大輔さんをお迎えして
ちょっと不思議な「アート体験」 ”対話型アート鑑賞”
の講座を開催しました!

この講座は一昨年、昨年に引き続き3回目。
リピーターがいらっしゃったり、岡崎さんのファンの方がなんと埼玉から!いらっしゃったり、大人気の講座です。

ところでみなさん
”対話型アート鑑賞”はご存じですか?

岡崎さんによると
「作品タイトル、技法、作者といった「美術史の知識」ではなく、グループのコミュニケーションにもとづいて、美術作品を鑑賞する手法」だそうです。
つまり、美術館などでよくみる光景、
シ——ンとして各々作品を鑑賞するのではなく
みんなでワイワイ意見を出し合いながら鑑賞します。

まずはセンターで今日の講座について、ルールなどを共有。
①どんなことでも言ってOK
②はじめと違う事を言ってもOK
③無理に発言をしなくてもOK

ルールはこの三つ。
そうなんです、発言しなくてもOKなんです!
でももちろん、みんな黙っちゃうのはNGです。

このルールを教えて頂き、ほっと肩をなでおろした
美術館アレルギーのスタッフN・・・

さて、では早速鑑賞しちゃいましょう!ということで、
ご協力いただいている「川西まちなか美術館」の作品を鑑賞すべく、まちに飛び出しました。

一つの作品を約30分かけて鑑賞します。
はじめは30分も!?と思いましたが、ひとりでじっと作品を鑑賞する時と違い、
あっという間に時間が過ぎていきます。

「これは人の二面性を表してるんじゃない?」
「なんだか満足げな顔に見える」
「すごく複雑な表情・・・さみしいのかな?」

え、そんな風に見えるの?
たしかにそう言われてみれば・・・
を繰り返し、二つの作品を観終わった頃にはヘトヘトに。

感想の共有・アンケートでは
「楽しかった!!!」の声をたくさん頂きました。
私もあんなにアートに苦手意識があったのに、
とても楽しんで、ほんとうに不思議な体験をしました。

来年もぜひ。の声も沢山いただき、大満足の一日となりました。