皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

今年は今のところ雨の少ない梅雨となっております。
今後は大雨の心配があります。夏の災害に気を使う季節となりました。

さて、誰でも多少そうかと思いますが、ムニュは暑さが苦手です。どちらかというと冬の閉ざされた空気の中の方が、自分の考えがまとまりやすいです。
夏場は、その熱気から思考や体がオーバーヒートしてしまい、生活するのにとても苦労します。
少し前では、ムニュは夏が苦手の理由の一つに、「死」を感じるからというのがありました。ちょうど夏至の頃は、太陽が高く、すべてが光に満ちて、なんだか天国が最も近くに感じられたり、怪談話の季節であったり、戦争体験を語る時期、そしてお盆と、生命が盛る季節に、「死」の要素がふんだんに盛り込まれる季節だからではないかと思います。

ムニュは思春期青年期と病気で、人生の「夏」に当たる部分を冬眠(死)で過ごしました。

そして少しずつ回復して、残りの人生をようやく手探りで生きています。
そこにある「夏」は、想像していた活気に満ちたというより、けだるく、どろまみれ、汗まみれで鬱々と暑さをしのぐ、ほんの何気ない暮らしを小さく等身大で生きるという、落ち着いてみればとても親しみやすいものだとも思いました。

そして、治るとは、強くなったり元気があり余りというわけではなく、ただ日々の暮らしの中で些細な小さな安らぎの中で生きるものなのかな?と思いました。

夏にはいろんな要素があると思いますが、そんな穏やかな夏もいいかな?と思います。
 ムニュ