明るい日差しがいっぱい中、今日も心家は笑いで包まれました。

先ずは、五月家 緑さんの「転失気」で、

負けず嫌いの住職が下腹が張って医者から「てんしきはありますか?」
と聞かれ、わからないとは言えないので「はい」と答えて、小僧に花屋とかに確認しに行かせ、結局それはオナラだと分かると言う噺で、それを表情豊かに、それぞれの役柄に合わせた口調で面白く話されました。

次は池田家 先手さんの「金明竹」

店番をさせられた丁稚が雨宿りに軒先を借りにきた男とか鼠が暴れて困るので猫を借りに来た人とか主人に目利きを頼んできた客とか商売相手にバラバラの話をし、
ハチャメチャになるという噺を、宮城県出身と言う事で、東北訛りを交え話され、思わず笑いを誘われました。

終了後は演者さんを囲んでのティータイム。

手作りケーキと柿が付いて、時間を過ぎても、どなたもお話が盛り上がり、またまた楽しい時間でした。