皆さまこんにちは。ころころ通信委員のムニュです。

ウイルスとの闘いが中長期戦となってきました。
心身ともに緊張と疲労を繰り返してきております。
ここにきても、生きること最低限の営み以外にも、遊ぶこと、笑うこと、休むことも相当必要なのではと思います。

さて、強いストレス下において、人それぞれ「逃げ込める場」というものがあるかと思いますが、ムニュにとってそれは、うんと昔から眺めていた「空」、特に「黄昏」の空です。

平成の暗い重苦しい時代において、よく電車の窓からぼんやりと暮れゆく空をもうろうとした意識で眺めていました

。ほどなくしてムニュは簡単なイラストを描くようになったのですが、そこに描かれるモチーフにも、繰り返し「黄昏」の空が現れました。

それらは自分の中に取り込んだ「こころの景色」、そして自分から出た不安と孤独と、「安心」の景色。

そこに再び埋没することで、ぎりぎりの精神状態で生きる自分を守ってきたのかもしれません。

今、この不安の時期を過ごすにあたって、人それぞれ「逃げ込める場」。それらは特定の景色や写真、絵、アート、音楽、言葉、おもちゃ、ゲームなど、自分が少しでも信じて寄り添える、優しさとおおらかさの世界なのかもしれません。

ムニュ自身も、ずっと望んできた、灼熱の日中の終わりの「黄昏」。
その先に控える大きな夜の帳、降り注ぎ始める星々に、さらなる癒しの希望を待ち望んでいます。 
 ムニュ