我がNPOのマスコットキャラクターに就任予定のあいがもは、すごく運の強い鳥です。
昨年5月12日に大阪の松原市から高速道路に乗り和歌山市に仲間30羽と共にやってきました。その後、今まで幾多の危難に遭いましたが、2羽だけ生き残っています。
和歌山に来てから約1ヶ月間、民家の裏庭の狭い小屋で育てられました、その間に生存競争で4羽が死にました。餌を食べる時に押し合いとなり圧死したり、寝るときに押し競饅頭の形で寝るのですがその時圧死したりして犠牲になりました。
1ヵ月後、田植えしたばかりの田んぼに放されました。広い田んぼで気持ちよく泳いでいたのですが、上空からカラスが狙っていました。これは黄色の糸を張ってくれたので、、カラスに襲われることがなかったのですが、1週間後想定外のことが起こりました。
夜間に人間が襲ってきたのです。これには参りました。気がついて一斉に逃げたため、6羽が捕まっただけで済みましたが、翌日また襲ってきたのです。今度は、飼い主がイタチか狸に襲われた思いあいがもみなを小屋に入れていたのがあだとなり、一網打尽に生け捕りにされました、かろうじて4羽が必死に逃げました。散り散りになって
しまいましたが、翌日飼い主が来てくれ4羽とも助けられました。その時の飼い主のがっかりした顔は今でも忘れられません。
4羽のうち1羽は衰弱しており、すぐに息を引き取りました。生き残った3羽は元の小屋で育てられることになったのですが、その後次々と教われました。このことについては、次回に記しますがこの危難からも逃れ最終的に生き残った2羽は本当に強運な鳥と言えるでしょう。
なお、あいがもを田んぼへ放つのは、あいがも水稲同時作といって、あいがもが虫と雑草を食べまた,その糞が肥料になるため、有機無農薬となり環境の保全に貢献させるためです。
写真は、最近安心したのか、一本足で昼寝をするあいがもです。