雑談における「あいづち」の工夫

bakoです。

以前も一度とりあげた「発言小町」という大手掲示板。
こないだ発見したのですが、このトピックスがすごいです。
「相槌のつもりの質問が詰問に・・・」

↑相手の話を聞くときに、「うんうん」「へぇ」「そうなんだ」だけでは相手が話しづらいかと思い、ところどころに質問をはさむトピ主さん。(「トピ主」=相談を書き込んだ人)
ところが、話を膨らませようと相手の話に質問しているのに「知らない」と返されることが多く、自分の相槌が下手なのかと落ち込んでしまう・・・。

この悩み、むちゃくちゃよく分かります。私もわりと同じように質問はさんでしまう方なので。

さて、このトピックス、なにがすごいかというと見事にコメントの傾向がバラけているのです。
いまのところ30本程度のコメントがついているのですが、「その相槌では相手はこう受け取ってしまうから、こう変えては?」という意見から「別にそれでいいと思う」あるいは「相手によって使い分ける」そしてもちろん、「私も同じようなことで悩んでいます」というコメントもあり、やっぱり雑談に正解ってないんだな〜というのがよく分かります。

で、感心したのが、コメントしている人が「こういう風に言ってみたら?」といって挙げている相槌が、実にバリエーションに富んでいるのです。
「なるほど、こういう手があったか〜」と感心したくなる相槌がズラリと並び、もうこのまんまそれぞれのコメントに絵をつけてレシピ化したいくらいです。

何故このようにナイスな相槌がたくさん出てきたかというと、トピ主さんが実際にあった会話を3つ例に挙げているので、コメントする人も具体的に「こう言ってみたら」という案を出しやすかったのでしょう。
これが具体例なしだったら「考えすぎ」「もっと気楽に」といった精神論のコメントが並んだかもしれません。

ぜひ読んでみて、「自分ならこれが使えそう」というのを見つけてみてください。

grass green*bako*