給食残パンの堆肥化実験を再開

これまでは、給食で残ったパンは納入業者が引き取っていましたが、昨年、給食センターから堆肥化できないかとの相談を受けて、豊中市と協働して、堆肥化実験を短期間行いました。
そこでは、いくつかの課題が浮上したことから、再度、実験をすることになり、2月18日第1回目の実験を再開しました。
 
①(写真1)
施設に搬入された残パン(コッペパン)量は135.3kg(25袋) 。

②(写真2)
残パンを4回に分けてローダーに順次入れて、水を混ぜ攪拌作業。

③(写真3)
攪拌して水と混ざったパン。ペースト状になっています。

④(写真4)
ペースト状になったものを第1次熟成槽に投入し、そこへ剪定枝を
400kg投入し、作業終了。

 今後、水分調整や発酵・熟成に細心の注意を払いながら、システム的に堆肥化が順調に進むか、点検・検証して堆肥化の最終判断を導くことになっています。

 給食残渣を堆肥化していますが、残されているのは残パン。これが堆肥化できれば給食での排出物すべてが資源循環できることになります。

 残パンは量的にはさほどではありませんが、カサがあるため、堆肥化の方法を模索しながら、今後最適方法の選択に入ります。次回は3月中旬に予定しています。 
 
(堆肥「とよっぴー」の製造は豊中市が行っており、その製造実験に協力したものです。)