11月22日、まっくろくろすけ(神崎郡)で「デモクラティックスクール・ネットワーキング」が開催されました。出席者の一人としての感想を書きたいと思います。
この集まりには、現にDSを運営している人やこれから立ち上げようとしている人、DSに興味のある人などいろいろな人たちが集まって、DSについておしゃべりしたり話し合ったりしました。
主催者のウータンからの報告もあります。
今回の集まりは三つのプログラムからなっていました。
・アメリカの旅の体験談を分け合う
ボストンのサドベリー・バレー訪問について体験者の方々の感想です。実際に行かれた方がダニエルさんのメッセージをたくさん運んできてくれました。
・サドベリーバレーからのゲスト(使者)の招聘について
サドベリー・バレーで長年スタッフをされている著名な方々を日本によぶかどうかという議論が今回の集まりで本格的に始められました。
現在のところ、積極的な人もいればそうでない人もいます。
この著名な方々を呼ぶのには金銭面の問題もクリアしなければなりませんし、呼ぶ以上は誰かの指揮のもとで多くの人が動く必要があります。
呼ぶべきなのかどうか、呼ぶとしたらいつなのか、これから議論がなされていきます。
わたし個人の意見としては、サドベリーに対する関心が高まっている現在(いま)、社会全体への呼びかけのためにも、呼ぶのはいいタイミングなのでは、と思っています。
・サドベリーバレーでの子ども達へのインタビュー *ビデオ上映
アメリカに行かれた方々が向こうで子どもたちにインタビューしてきた映像を見せてくれました。
今回の集まりは、これから各地でDSを立ち上げたばりだったり、まさに立ちあげようとしている方々の熱気で溢れていました。まさに、“時代が動いている”とうい感じです。この方がたの多くはまだ小さなお子さんをお持ちの人たちで、自分の子のために新しい学校を作ろうとしています。
そんなお母さんが増えるなんて、これまでの日本の歴史であったのでしょうか?!?!
会場は多くの女性たちの子どもへの愛で溢れていて、男の私は立ち位置がわからなくて戸惑ってしまいました。あせあせ
集りの最後で主催者のウータンが「ひとりひとり感想を言ってもらうと時間がかかるので、それぞれ頭に浮かんだ言葉を一つ言ってください」という提案をされました。
わたしは「母性」という言葉を選びました。なんだか母親たちの子どもへの愛にあふれていたのです。
みなさんの熱気におされた一日でした。