“おばやし亭”を鑑賞

毎年恒例となりました「公民館寄席・講談の会」
(平成21年3月7日)を鑑賞に、西公民館へ行って
きました。
 今年は、〜秀吉が天下を獲りに通った街道〜と題し、前半がまず 旭堂南青さんによる『本能寺の変』で、皆さんもよくご存知の 明智光秀が主君である 織田信長を討った話しからスタートした。
 真意には、いろいろな説がありますが、今回は、森蘭丸との領地争いと、徳川家康の安土接待による謀反と位置づけたものでした。
 その後、園田学園女子大学の田辺眞人教授と旭堂南海さんによる対談で、メインーマである 秀吉の中国大返しを中心とした街道について、コラボレーションが展開された。
 一説として大返しは、高松(岡山)→姫路→三木→西国街道・・・のルートが紹介されたが、これはおそらく別働隊で、本隊はやはり山陽道をまっしぐらに山崎へ向かったようであるとのことであった。
 後半は、林家染左さんの落語をはさんで、旭堂南海さんの『太閤記・尼崎の一騎け』が語られた。
 これは、大返しの中での秀吉の影武者と小姓(加藤清正、福島正則、片桐且元)達を扱ったもので、若干本流からは離れてはいるが、思わぬ話しが聞け、ラッキーだった。