［仁川まち協］デジカメ技術のコーナー vol.00035

　十数年に亘って、春秋のお彼岸の比叡山参詣の帰りにこの「先斗町」の細い通りを歩いていますが、艶歌の人気が低くなっていくのにつれてこの街の通りも寂れつつあるようです。京都全体の人気の高さの中で目立った存在のようです。

　鴨川に面した「川床」側では夏場の人気は維持していますがシーズンオフの低調振りが気になります。京都人の無愛想というか独特の人間性によって客足を遠のかせている可能性もあるかも知れません。営業中の店先に置かれた花の写真を撮っていると、一坪足らずの土地に片足を乗せているだけなのに、わざわざ中から人が出てきて、他人の敷地に入り込まないで下さいと云われました。安っぽい食べ物店でしたが、客になる可能性があるかもしれない者にこのような言い方をするようだと先が思いやられます。

　今秋からは通路を変えるつもりですが、ともあれ先斗町の光景三枚の写真を添付します。二枚目の写真は、見られたくない人から隠れるために家影に身を潜めているような水商売風の佳人でした。

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　（写真記事＝仁川在住写真愛好家／構成＆編集＝サトウ基裕）

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