今日から風薫る5月、良い季節だ。
末成小学校正門には先日まで楠の落ち葉が多く、
毎朝、児童が登校するまでに
通学路や正門近辺を綺麗にしておこうと
校長先生、用務の方、ボランティアの方々は
掃除に追われ忙しい毎日だった。
しかし、その楠も殆ど萌黄色の若葉に変わり
目に清々しく映る様になった。
古い葉は若い元気な葉に後を託して
落ち葉となって木から離れて行く。
森や山に生えている木だったら
落ち葉は舗装の上でなく、土の上に落ちるので
やがて腐葉土となって側面から木の成長を助ける。
人間の場合もこう云った姿が
自然の摂理にかなっているのではないでしょうか。
何時までも長老の威厳を利かさないで
若い人をどんどん育てる為に一歩下がって
気付いた事を側面からアドバイスして行く態勢も
時には必要かも知れない。

(%緑点%) 青空に映える楠の若葉

(%黄点%) 落ち葉