【大阪史ロマン】曽根崎心中の足取りを追って(2)

時は元禄、”東洋のシェークスピア”と揶揄される近松門左衛門の代表作「曽根崎心中」は、内本町の醤油屋の手代・徳兵衛と、曽根崎新地の「天満屋」の遊女・お初の心中物語。

天満屋を抜け出したお初・徳兵衛は、しじみ川(蜆川)にかかる梅田橋を渡って、天神の森「露天神社」へと向かう。「天神さん」といえば菅原道真公だが、ここは心中事件のあと「お初天神」と呼ばれるようになった。

この”天満屋”の場所はいったいどこなのか?

この場所から実証見聞(まちあるき)はスタートなのだが、ここを知ることで・・元禄16年の当時、つまり”江戸時代前期のまちの様子”も同時に見え隠れしてくる。

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