デジタル放送が録画できるDVDのディスクとは?

デジタル放送が録画できるDVDのディスクとは?

地上デジタルテレビ放送には、コピー制御信号が付加されています。
このコピー制御方式であるCPRM対応のDVDコーダーでCPRM対応のDVDディスクに録画できます(ハイビジョン画質は維持されないことがあります)。

CPRM(Content Protection for Recordable Media)は、記録媒体用著作権保護のことで、DVD-RW/-RAM/-Rなどの記録媒体に著作権を保護する形で番組を録画するための仕組みです。

CPRMに対応していないDVDレコーダーやDVDディスクでは、地上・BSデジタルテレビ放送は録画できません。DVD-RW/-RAM/-RのディスクにはCPRM対応のものと非対応のものがありますのでご注意ください。

「ダビング10(ダビングテン)とは、コピーワンスに変わるデジタルテレビ放送録画の新しいコピー制御のルールです。このルールでは、「1世代のみで9回までコピー可能」となります。地上デジタルテレビ放送では、2008年6月からの運用されています。

ダビング10では、録画機器に録画した番組を他の記録メディアに9回ダビングすることができますが、その後は、ムーブ(移動)だけ可能な状態となります。
例えば、ハードディスクに録画したものをDVDに書き込む場合、9回のダビングと1回のムーブにより、番組を記録したDVDを10枚まで作成することができます(最後の10枚目を作成した際に、ハードディスクに録画された元の番組は消去されます。)。

PCデータ用と録画用ディスクはどこが違うのですか?
録画用ディスクには著作権保護のため販売価格に 「私的録画補償金」 が含まれています。また、録画用のDVD-RWやDVD-RAMディスクのほとんどの製品が、コピー制限のかかった番組(衛星/地上波のデジタル放送)を録画するためのCPRM(記録メディア用著作権保護機能)に対応しています。
なお、PCデータ用ディスクにはこのCPRMに対応していないため、コピー制限がかかったデジタル放送は録画することはできません。

ブルーレイディスクレコーダーでBDに録画
地上/BSデジタル放送などの「ダビング10」または「コピーワンス」の番組を録画できます