[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00085

[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00085

 今回の写真で今年の「ナデシコ」は一応お終いにします。

 一国の総理が三流の漫画本しか読まず、テレビでは出演料の安いお笑い芸人なるグループの番組がテレビ局に重宝され、これでは、日本のこれからを担う青年達を勇気付けてくれる大和撫子の存在が危ぶまれます。いやもう現実に、大和撫子は庭の花壇でしかお目にかかれなくなっているかも・・・。

 我家では、柚子の木の下でいまシバザクラのように寄り集まって満開になっています。やや濃い目のピンクですが、密集した緑の葉から花が顔を出し、ここでは大和撫子も健在です。

 いつも思うのですが、この花の集まりを見ていると手の平を差し出し表面を優しく撫でてやりたくなります。「撫子」の字は、この寄り集まった花の姿に対する気持ちから付けられた名前ではないかと思います。