終了!「あなたにもできる人命救助〜知っておきたい心肺蘇生法・AEDのこと〜」出前講座

この日、川西市の「出前講座」制度を使って、
消防署の方に講師をお願いし、人命救助法、
〜基本的心肺蘇生法〜を学びました。
スタッフ4名も参加して、総勢17名です。

ビデオの教材があり、項目ごとに見ては、
その都度、実地にやってみます。
やはり、何事もやってみないと分かりません。
わが身を使って、文字通り「体得」していきます!

●意識の有無の確認 ⇒ 助けを呼ぶ ⇒
 気道の確保 ⇒ 呼吸の確認 ⇒ 人工呼吸 ⇒
 胸骨圧迫心臓マッサージ
●最近各所に設置されるようになったAEDの使い方

救急車到着までの平均的な時間は6分ぐらい
だそうです。一方、身体の方は、1分間に10%ずつ
機能低下していくそうです。つまり、
10分間、何もせずに放置したら、OUTということ。

●人工呼吸は、1回に1秒かけて2回吹き込む
●胸骨圧迫心臓マッサージは、1分間に100回ぐらい
 の速さ(メトロノームで体得)
●胸骨圧迫と人工呼吸をする頻度バランスは、30:2
●これらを、5サイクル(約2分間)繰り返していく
◆条件によっては人口呼吸はせず、胸骨圧迫だけでもいい

●AEDは、機種によっては蓋を開けると同時に電源が入るのも
あるようですが、スイッチを入れれば、機械から指示の声が出ます。
まず、落ち着いて、電源を入れることが肝要です・・・。

実際にやってみると、相当体力を使います。
一人でやるのは大変なこと、みんなが知っておれば、
いざ、まさかの時にも協力しあって、連携が取れるし、
それだけ救命効果も高まると思いました。

それからAEDについては、普段は触れられない機器、
貴重な機会でした。使用の際に、パッドを密着して
張り付けるために、水分を拭くタオルや、
剃毛するカミソリまで入っているとはビックリ・・・!
胸骨圧迫心臓マッサージをしながらの使用ですから、
AEDを使う際は、二人以上は必要ですね・・・。

実際、こういう場面に遭遇しないことを願いますが、
万が一、目の前で、「いざ、まさか」のことが起こった際は、
落ち着いて、かつ、確実に「救急救命」の措置が
取れるように・・・と思いました。いい勉強でした。