お帰りなさい

昨日、この3月まで支援室のスタッフとして仕事をしてくださっていた元実習助手のMさんが、人間科学科の授業のゲストスピーカーとして招かれ、その後支援室に寄ってくださいました。久しぶりにいろいろな話しがはずみ、夜がふけるまで支援室の灯りがともっていました。

支援室には、室長以下2人の教員と5人の実習助手が所属していますが、室長以外の7人のスタッフは、みんな最長4年の契約となっています。そのため、たいてい毎年スタッフの入れ替わりがあり、契約期間満了を迎えるスタッフの後任の人事を決めることも、室長の大切な仕事のひとつとなっています。この4年毎に入れ替わる…というシステムは、人材の新陳代謝という意味ではメリットとなりますが、やはりノウハウや歴史の蓄積という意味ではなかなかに難しいところもあります。

これまでに実習助手として勤めていただいた方々は、大学教員になられたり、大学院に進学された方もおられますし、現場の職員として第一戦で活躍されている方もおられます。はやり、一番嬉しいのは、いろいろな形でつながりが切れていない…と実感できるときです。例えば、実習先のスタッフとして実習を引き受けていただけるとか。授業に非常勤講師としてお招きするチャンスがあるとか…実習助手としての働きは卒業されたけれども、また違った形でこの業界(?)を目指す後輩に対して貢献していただいているんだと感じることがあります。

今回のMさんのように、久しぶりに大学を訪ねてくださるのも本当に嬉しいものです。いつでも「お帰りなさい」とお迎えする事ができる懐の深い支援室でありたいなぁと思っています。もちろん卒業生の皆さんの訪問も大歓迎です。

実践教育支援室室長 EK