助っ人登場で 介護者は温泉旅行(母と桜草のそれから・・・)

≪「在宅での引き戻し記録」当事者(母)と介護者(私・当法人運営委員)の記録≫

母の東京在住の次女が、助っ人で二泊。
介護者の長女(私)と連れ合いは、母が認知症発症後はじめての一泊温泉旅行♪

母の様子は、後ほど、留守番をしてくれた次女が報告してくれるはずですので、介護者私の 複雑な感想・・・

行くまでは、後ろめたさ! で行きたくない! って本気で感じました。しかし、7年目の今、行っておかなければ・・・と300kmのドライブ・・・当日の朝、旅館に予約を入れるという 行き当たりバッタリ。

妹(義母入院中)の顔を見ての出発♪・・・私「パパとドライブしてくるね」・・・母「何時帰るの?夕方?沢山泊まってくるの?」・・・母は、何かを察してか ちょっと混乱気味(^^;

私「夕方遅く帰ってくるから〜〜」と強引に出かけた!

私の脳裏には 今頃母は・・・妹の困惑気味の顔が〜〜
それを振りきる旅行! 言い聞かせて ドライブを楽しもうと 必死(^^;

温泉に浸かって・・・すっきりして帰らねば 妹にも悪い〜四回もの入浴をした、大浴場貸し切り状態の旅館^^; 焼酎の水割りで乾杯して 散歩して マッサージ器でマッサージ、カラオケ・・・実は歌えないんです・・・夫の演歌の手拍子をとって・・・温泉!

枕が合わなくて 寝返りを繰り返して 目覚めて温泉・・・

なかなか ストレス解消にはならなかったが、帰路の見学コース これも行き当たりバッタリだったが、「雪の科学館」「折り紙博物館」「越前和紙の里」という 日本文化の原点を見て とても癒され、張っていた肩も忘れ、美味しい三国の寿司を食べて 今回のドライブ旅行終点となりました♪

帰宅は、午後八時、母はご機嫌さんで入浴中だったが、無事 何事も無く 7年目の命の洗濯ができました。

教訓:ストレスが堪っていないと思っているのは 本人だけ・・・久しぶりに身体が軽くなったようだ♪

福井恵子