今日は朝の1限、2限と試験監督をしてきました。
1限目の200人規模のテストは、出欠をつけたり、遅れてきた学生の対応をしたり、 見回るだけでも、結構いい運動になります。
みなさん真剣に取り組んでいて、汗拭きながらテスト用紙と向き合う目つきは、こちらまで緊張してしまいます。
( )抜きの試験問題は、とてもよく考えられていて、授業でしっかり聴いて、頭にしっかり叩き込まないと答えられない問題です。問題用紙を見るなり、覚えている処をすごい勢いで埋めていく学生もあれば、最初の問題から落ち着いて自分の頭の引き出しを確実に開けていく学生もいました。終了後は先生に情けない顔してしがみつく学生もあり・・・。
「また来年も待ってます!」と先生にさつぱりと言われていました(笑)。
2限目は、100人規模でしたが、この教科は「全て持ち込み可」だったので、学生の顔には余裕さえ感じられたのですが、それがどっこい!問題は記述式で、内容も授業で習ったことを基本にして、理論立てて説明していくものだったので、蓋を開けてみて困った学生も多かったのではないでしょうか。
ここで、気づいたのは、学生たちが持ってきている資料がバラバラだということです。
授業中のパワーポイントの資料を中心に問題が出されていたため、それをパラパラめくって見ていくのですが、どこに問題と繋がる内容が書かれているのか探すのが大変なのです。そして最後には資料を落としたり、そこに書き込んだ字や意味が解からなく首をかしげていたりという光景がありました。
その中で、2名だけすばらしい資料管理をしている学生がいました。
すべてクリアファイルに入れ、要点を別用紙に書き込んでそれもちゃんとファイリングしている学生です。きっとテスト問題にも余裕で答えられたのではないでしょうか。
なつのはじまりに
夏休みの課題と同じように、皆さんも何か目標や計画を立てておられることと思います。私はテスト対策の見事なファイルを見て、この夏は自分の研究室や自宅の部屋の資料の整理をしようとこころに誓いました。毎日の生活の中ではできない、「整理」に力をいれてみたいと思います。
その昔、夏休みの宿題に出ていた「朝顔の観察」で、毎日咲いた花の数を数えて記録用紙の型抜きの朝顔の花に色を塗っていかなければならなかったのですが、サボっていたため、8月31日に泣きながら母にしがみつきながら、適当に色を塗っていた自分が1限目のテスト終了後の光景と重なりました。
この夏こそ三日坊主になりませんように!!
詩 「なつのはじまり」 あさがおりょうこ
あさ おひさまは
まっさきに
あさがおの
つぼみのところにいく
あさ おひさまは
「おはよう」と
あさがおの つぼみをなでる
つぼみ ふっくら ふくらんで
ふっくら ふっくら ふっくら・・・・・
ぱっ!
あさがおの つぼみから
まぶしい「なつ」が
うまれた
工藤 直子作 『のはらうたⅤ』 童話屋 より
支援室: あさがお(%晴れ%) N.N.