最近スッタフのNさんがしんどそうに感じられる。
気になるので「しんどいのと違う」と聞くと強がりを言って
違うと言う。

以前「足が痛いのと違う」と聞いたら、別にいたくないと言っていたが
「実は、左膝の辺りが痛いと言った」どうもまた静脈瘤が悪さしているようで
立っているのが辛いとの事。

子供の時からの持病で、もうかれこれ60年の付き合いらしい。

私と同じように自分の体は誰よりも本人が一番よく知っている。
でも、おせっかいの私は「病院に行ってきたら」と言いたいが
まったく素直に聞いてくれないようなので一人悩んでいる。

でも気になるので娘に相談をした。

娘は「Nさんの事は気にせんとき」って言われた。
「Nさんは、子供の時から苦労してきた人や、私もそうやで、お母さんは
恵まれた環境で生活してきたから直ぐ弱音を吐くんや」

それと、お母さんの立場で部下の健康を心配するのは当たり前かも
知れないけど、Nさんは「そんな事を言われるのが迷惑と思っているかの
知れないから黙っときって言われた。

60年近く付き合っている体は自分が一番良く知ってのから他人に干渉
されたくないのであろう。
私も、他人に干渉されるのが嫌いなタイプなので解る。

娘は母子家庭でほったらかしで育ったからあるめん
気丈になり、「随分苦労したんやなあ」と初めて娘に謝らないと
いけないなと感じた。

私は恵まれていたのかも知れない、だからついついおせっかい焼きに
なってしまうのかも知れない。
Nさんの事はしばらく様子を見て負担をできるだけ
少なくするように注意をして行きたいと思う。

長としての立場は難しいですね。