地場衛(ちば まもる)です。
「休暇中限定 特別ブログ」はKKくん、TKさんのおかげで一息つけました。
ありがとうございました。
昨日、今日は支援室に行っていないのですが、科研の仕事をしていました。
アンケート調査票の印刷・送付作業のために、以前から付き合いのあった印刷屋さんと最終打ち合わせで大阪に行ってきました。
打ち合わせ相手はMakiさんという、年のころなら30〜35歳ぐらい、女性の営業の方なのですが、能力が高く、困ったときはいつもこの人に頼むようにしてきました。
Makiさんと駅で待ち合わせ、打ち合わせ場所まで営業車に乗せてもらったのですが、これが高級(価格が高い)ワンボックスカーで、営業車というには贅沢すぎ、本当?
打ち合わせはまずその質問からはじまりました。
聞くと、「思いっきり働くから、いいクルマを用意して欲しい!」と社長に要求したそうです。
オトコでもこんな豪傑、なかなかお目にかかれません。
今回の仕事では、私はかなりきつい要求をMakiさんに対してしました。
私が20万円ぐらいを見積もっているところを、15万円から話をはじめてます。
もちろんお互いに立場があるので、ビジネスとしては自然な入り口です
■前日、電話で・・・
○Makiさん 「いつものことだから慣れているけど、今回はちょっとひどいです。」
○私 「まあとりあえず、会って話しましょう。打ち合わせの時間をとってください。」
○Makiさん 「メールや原稿の郵送だけで、何とかなりません?申し訳ないんですが、ムッチャ忙しいんですよ。」
○私 「それではニュアンスも含めて、伝えきれないことが多いので、ぜひ打ち合わせをお願いします。」
○Makiさん 「要するに結果出せばいいんでしょ。でも仕事の中身と金額は、もっとつりあうようにして!安い仕事ばかりで、私の社内での立場、ないんです!では明日朝9:00、阪急上新庄駅、お願いしますね!」
ちょっと勢いのある口調で、パシッと電話を切られて・・・怒ってる?
なかなか演出が効いてます。すでに交渉は始まっていました。面白い。
■打ち合わせ当日・・・
○私 「おはようございますぅ。1年半ぶりですね。打ち合わせの要求は、実はMakiさんに会いたかっただけなんよぉ(エロオヤジの猫なで声でした)。」
○Makiさん 「あらマー君、うれしい。それなら高級ワイン、キープしていってね。」
<うわぁアドリブで水商売ギャグかよ、ノリがいいな。もっと金だせってこと?>
====仕事内容について一通り打ち合わせた後====
○Makiさん 「費用の件なんですけど・・・。何とかなりません。15万円では受けてくるな、と上司に言われていて・・・(仕事の話をしてからですから、15万円ではないことを彼女はすでに見越しています)。」
○私 「いくらなら受けてくれるの。」
○Makiさん 「本当は予算、いくらだったんですか。15万円はないにしても、いつも通り、最大限、勉強しますよ!」
○私 「いくらなら、Makiさんの顔が立つの?」
○Makiさん 「本当のところ、20万円は欲しい仕事なんですよ。(こちらの見積もりと同じです。落ち着きどころは、共有していました。)」
○私 「でも仕事の一部は、すでにこちらで対応済みなのでねぇ・・・う〜ん 18万円。(私もしつこい)」
====余談、雑談含めて交渉が10分ぐらい続いたか====
○私 「OK、20万円、決まり!高級ワインキープ!そのかわりたっぷりサービスしてよ!」
○Makiさん 「マー君、うれしい!でもまだ高いのあるんだぁ。それならアフターの許可が下りるんだけどぉ・・・。」
○私 「次の楽しみに置いとくよ。それまでに店かわったら、教えてよ。」
何という会話、大学ではムリかな。久しぶりに、楽しい交渉でした。
マモちゃんこと、地場衛