いつも口数の少ないAさんへの訪問です。

Aさんの故郷が舞台になっている絵本を持参したところ、
それがきっかけでお話が広がり、
小さい頃、おとなりの○○君と雪合戦をして遊んだことなどを、
楽しそうにお話してくれました。
おとなりの○○君は、Aさんのお話によく出てきます。

私が、「小さい頃は、楽しかったですね。」というと、
「今はどうなの?」と反対に聞かれ、どきっとしましたが、
「小さい時は、ただ楽しいだけ。今の楽しいとは、ちょっと違うね。」
と、お答えしました。

『傾聴は、相手のお話を聴くこと』という思いが、頭の片すみにはあるけれど、
Aさんがいきいきしている気持ちを探っているうちに、こちらもついつい楽しく
お話していました。

(%ニコ女%)(O)(%エンピツ%)