スリーAの特長 予防教室では何を行うか

脳の活性化リハビリ・予防ゲーム
−とても楽しく声をあげてみんなで大笑い−

認知症予防教室でおこなう脳活性化訓練とは、とても楽しいゲームで部屋はすぐに笑いでいっぱいになります。
種々のルールと笑いの中に脳活性化の働きが潜んでいるので、“訓練”という言葉は不似合いかもしれません。しかし教室の目的はまさに脳の活性化をめざす訓練なのです。

その方法は、参加者みんなで一つの輪に坐って、みんなが一緒に声をあげて笑えてしまう短く楽しいゲーム各種を、次々と進めていくのです。頭を幾通りにも同時につかう工夫があるので、自然に脳のリハビリ訓練になっていきます。運動量も指先から少しずつ増やしていきます。
スパルタ教育式の厳しい訓練とは真反対、大違いの、楽しみながら知らないうちに、自然に身に付く脳の活性化リハビリ訓練なのです。

みんなと共通意識で笑い、スタッフからの優しさのシャワーを浴びることが重要です。
リーダーとスタッフは一心同体でゲームの進行・教室運営にあたります。

予防ゲームの目的

① 自主的な発声とともに両手の指の屈伸からはじめて徐々に運動量を増やす。

② 皆で短い小学唱歌などを歌いながらゲームを進めることで、歌詞の記憶を呼び覚ます。

③ ゲームのルール難度を少しずつあげ、記憶の継続訓練を楽しく自然におこなう。

④ 一定のリズムに緩急変化を隠し味のように入れて楽しいなかにも程よい緊張感をもつ。

⑤ 簡単な計算を随所に織り交ぜて数の観念を呼び起こす。

⑥ チーム対抗ゲームでは協調性と活力を自然に養う。

⑦ 上手にできても失敗しても皆で声をあげて大笑いするので笑いの効用が大きい。

⑧ スタッフからの優しさのシャワーとあいまって、安心感と自信の回復が実現していく。

(普及用のテキストには20種目のゲームをイラスト・解説つきで書いています。ご覧ください)
高林実結樹