[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00198

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薬師寺(続)

 今日の写真は、薬師寺の写真の続編です。

 シルバーウイークということで、どこも人が多く写真撮影には困難な状況でしたが、人の写りこみが写真に馴染まないような時は、人の途切れた時とか、画像補正で人物を奇麗に消し込めるような画面で撮影することに努めました。

 薬師寺の金堂には、国宝で、白鳳時代の作である「薬師三尊像」が安置されています。薬師如来を中央に、向かって右に日光菩薩、左に月光菩薩、合わせて薬師三尊と呼ばれています。

 薬師如来は、またの名を「医王如来」ともいい、私達の身と心の病を救って下さる仏様とのこと。それに加えて、今なおその美しい姿を保ち続け世界でも最高傑作の仏像と仰がれています。

 三枚目の写真の「玄奘三蔵院伽藍」はこの寺の「法相宗(ほっそうしゅう)の始祖・玄奘三蔵に因んだお祀りがなされている伽藍です。

 この伽藍の直ぐ後ろに、平山郁夫が長い年月をかけて完成させた「大唐西域壁画殿」の建物があります。正月と春と秋の時季に一般公開されますが、当日はその時季に当っており入殿料は寺院の参拝料に加算されていましたが拝観することができました。

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 (写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕