世の中が連休モードの中、関学は9月21日から秋学期の授業が始まりました。
木曜日というのは、春、秋共に実習関連科目が目白押しの日です。
24日には、4限に社会福祉援助技術現場実習計画という2年生を対象とした実習配属に向けての科目、5限は1年生を対象としたソーシャルワーク実習指導Ⅰという科目が始まりました。
2年生は、いよいよ現場実習に向けて、様々な決断をしていく時期に入ります。2年生の秋学期は、実習のことだけでなく、3年生からのゼミ(研究演習)選択という決断の時でもあります。自分の学びや将来について、しっかり迷い、しっかり考え、より良い選択ができることを願っています。
ソーシャルワーク実習指導Ⅰは、社会福祉士養成新カリキュラムに伴って今年度から始まった新しいクラスです。合宿と見学実習という体験学習を2本柱に、教室から外に出て「やってみる、みてみる、そしてふりかえる」という実践的な学び方ですすめて行くクラスです。早速、10月3日4日の1泊2日、三田にある関西学院千刈キャンプで合宿を行います。合宿には、社会福祉学科の2回生、3回生の先輩がグループリーダーとしてボランティアで参加してくれます。こうした縦のつながりもこれからは大切にしていきたいと思っています。
そして3年生たちは、実習を終えて学校に戻ってきつつあり、実習報告会に向けて準備したり、実習レポートを仕上げています。実習の終わりは、残り1年半の社会福祉学科での学びの課題を設定し、それを達成して行くプロセスの始まりでもあります。
旧約聖書の伝道の書3章に「天が下の全ての事には季節があり、すべてのわざには時がある」という有名な箇所があります。大学における4年間の中で、それぞれに学びの時が与えられているということでしょう。
私たちは、学生さんの、それぞれの時にかなった学びを精一杯支援していきたいと思っています。
実践教育支援室室長 EK