千里発見!まちあるき(新千里北町3)

■トチノキの家
戸建住宅地を歩くと、新旧、工法、デザインなどの異なる様々な住宅が、街を歩く者の目を楽しませてくれます。特に、道路沿いに高い塀を作らず、石などの自然素材とともにゆったりとした植栽を施した、「地域に開かれた住宅」に好印象を感じます。トチノキ?の高木をコーナーに配したこの住宅も、その例です。

■戸建住宅地
好天気の中、Mさんの案内で、住宅地の中を歩きます。

■平屋に建て替えた戸建住宅
近隣センターに近い場所に、2階建てから平屋に建て替えられた住宅がありました。家族数が減って部屋数が不要になった、バリアフリー化が必要になった、耐震性を確保するためなどの要因が考えられます。カーポートを兼ねた玄関まわりが道路沿いにオープンな空間を作って、好印象が感じられました。高齢化が進む中で、在宅のまま住み続けるための一つの方策例と感じました。
勝手に景観賞@新千里北町③

■医療センター
千里ニュータウンでは、近隣センターに隣接して医療センター(医者村)が整備されています。しかし、少子・高齢化、医者の高齢化、地区センター等での新たな開院などを背景に、閉院や住宅化する例が見られます。北町では、6診療所のうち5が存続、近隣に小児科新設という、比較的良好な様子がうかがえました。

■近隣センターと分譲集合住宅
新千里北町近隣センターの市場は、5年以上前に店舗(スーパー)つき分譲集合住宅に建て替えられました。これによって、高齢者等が身近な場所で、便利に買い物できるようになったと言われています。
道路を隔てて、新千里北町第2団地(分譲集合)が立地しています。