イケメン男 『在原業平』について

平成21年10月27日(火)午前の部、午後の部で実施。
場所:宝塚市立男女共同参画センター
主催:からあい企画
業平は平城天皇の皇子阿保親王の第五皇子。母は桓武天皇皇女伊都内親王という高貴な血統の持ち主であつたが在原姓を与えられ皇族から臣下に下り、平安初期の歌人で六歌仙、三十六歌仙の一人そして「伊勢物語」の主人公と言われているとのこと。
業平の人となりは容姿端麗・情熱的で色好みの典型的美男で、かかわった女性の数は3833人であったことや代表歌として「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」などの説明がありました。
業平がよんだ歌を河内の女、色好みの裏付け、女への優しさ、二条の后(藤原高子)との恋や伊勢斎宮密通の禁忌の恋、辞世の歌に分類して紹介され、これらの歌より恋の手ほどきのイロハは①女性の誇りを立てさせる②女性にまめ(勤勉)につくす③女性に対等な話しをさせることの説明があり、業平は多くの女性の心をつかんだイケメンで美男の代表であったと知ることが出来ました。
 からあい企画の方々が業平ゆかりの地に行かれ不退寺、大淀の松、業平塚、阿保親王塚古墳、黄金塚、阿保親王廟碑、業平別荘跡、阿保天神社の説明がありました。
 この講演を聴いて恋の手ほどきのイロハを今後、家庭円満の為にしなければと思いました。