野菜戦士アズダム

アズイットが増えすぎたベジタリアンを宇宙に移民させる様になって、既に半世紀が過ぎていた。

アズイットの周りの巨大な人口都市はベジタリアンの第二の故郷となり、ベジタリアンはそこで子を産み、育て、生活していた…

理事世紀0079、アズイットからもっとも遠い宇宙都市サイドMはF公国を名乗り、11月6日(金)、K連邦政府に独立戦争を挑んできた。(F公国はフジ家による独裁国家である。)

この1ヶ月あまりの戦いで、F公国とK連邦軍は総ベジタリアンの半数を失った。

ベジタリアンは自らの行為に恐怖した。

ケミカルフリスキー博士の開発した、ケミカルフリスキー粒子(無農薬粒子)は強力な電波妨害兵器として使える研究も進み、有視界戦闘に適応した究極の宇宙兵器も開発された。

ベジタブルスーツの誕生である!!

ベジタブルスーツの開発に成功したF公国は圧倒的に数の多いK連邦軍に対し、
ベジタブルスーツ コマツナ の活躍により、数々の戦果を上げていった。

F公国のパイロット、ニャア・アズナブルは、通常の コマツナ の三倍の威力の赤い色のカスタムメイドベジタブルスーツ ラディッシュ に乗り数々の戦果を上げ、K連邦軍に恐れられていた。

そう!!

彼こそ赤い彗星のニャアである!!

ベジタブルスーツの開発に遅れを取っていたK連邦軍ではあったが、A作戦でベジタブルスーツの開発に成功した。

K連邦軍のほこるアズダム RX−34 ハツキダイコン である!!

アズダムは コマツナ を圧倒する性能を持ち、民間人であったパイロット オムロ・レイの操縦センスのよさもありK連邦軍はF公国に巻き返しを図った。

アズダムの出現によりF公国も新型ベジタブルスーツを次々に開発していった。

キクナ は局地戦用に開発されたベジタブルスーツでヒシバ・ラルが搭乗していた。

チンゲンサイ も局地戦用に開発されたベジタブルスーツでパイロットのシモア、ハヤティガ、タッシュの黒い3連星はオウム戦役においてK連邦軍のイノル将軍を捕虜にする事に成功した凄腕である。このベジタブルスーツは後に宇宙でも戦えるリック チンゲンサイ へと発展していった。

ネギ ワケギ サラダミズナ ホウレンソウ は、水陸両用ベジタブルスーツである。

ハクサイ はビタ粒子砲とミネフィールドを装備するベジタブルアーマーである。パイロットはフジン公の次男イワル・フジである。

サラダコカブ はβ—カロコミュを搭載したベジタブルアーマーである。パイロットは、ベジタリアンが進化したNPOタイプと呼ばれるカミァ・スンである。

フユウガキ は、試作タイプのベジタブルスーツでサ・クベが搭乗していた。

カブラ はF公国が、最後に開発したベジタブルスーツで足を作る間が無かったが有線β—カロコミュを搭載する。パイロットは泣く子も黙る赤い彗星ニャア・アズナブだ!!

数々の新型ベジタブルスーツを開発しアズダムに挑んだF公国であったが、赤い彗星ニャアの活躍をもってしてもNPOタイプへと進化したオムロには勝てず、F公国はK連邦軍に惨敗した。

F公国のフジン公は娘のミレン・フジによって暗殺された。

めでたし・めでたし(%ニコ男%)

これが世に言う一年戦争である。

君は生き延びることができるか!!

※この物語は、ガンダムのストーリーにアズイットとアズイットで販売している無農薬野菜をコラボさせたフィクションである。

筆者:アズイットの赤い彗星

<恭ちゃんの一口メモ>
秋の味覚。柿は和菓子の甘さの基準です。
熟した柿は、あんこのように甘いもの。
ビタミンたっぷり、栄養たっぷりの果物です。
渋柿は皮をむいて干柿に。
大柿(渋柿)はヘタの部分を焼酎につけておくとはやく甘く熟します。
(放っておいても甘く熟します)
甘柿は放っておくと、どんどん熟しますね。
一度に食べきれない場合は、冷凍柿や柿チップにしておきましょう。
・冷凍柿…冷凍するだけ
・柿チップ…皮をむいて、うすく切り、風通りの良いところに並べて干す。