千里発見!まちあるき(高野台4)

■高町池
周辺緑地に隣接する高町池は、高野台や山田西の住民の憩いの場になっています。周辺の竹藪にはヒメボタルが生息し、市民が保存活動や鑑賞会などを行っています。最近、大ヘビがでて、話題になったそうです。

■分割された戸建て住宅
2敷地が4敷地に分割された例です。

■杭撤去を記念するモニュメント
かつてニュータウン隣接地でのグラウンド整備のために、周辺緑地内に仮設道路が整備されました。その後、仮設道路は、住民の反対がある中で、ニュータウン内外の通行を止めていた杭が撤去されたのち、道路として地元市に移管されました。この出来事を記念するモニュメントです。

■高野台小学校北の歩行車道
小学校と戸建て住宅地の間に整備された歩行者道です。緑が多く、落ち着いた雰囲気があり、散歩にぴったりです。手前の切妻の小屋風の建物は、初期のプレハブ住宅「ミゼットハウス」のようです。

勝手に景観賞@高野台⑤

■建て替えられた府営住宅
高野台小学校西側の府営住宅には、かつて、2階建てブロック造の住宅があり、約20年前に中高層住宅に建て替えられました。雁行した集会所が道路沿いに、表情豊かな街並みを演出しています。

街角広場に帰ってからの振り返りでは、意外に知らなかった場所や特徴的な街並みがあることとともに、主に戸建て住宅地と府営住宅地で構成される土地利用は、コミュニティ形成上、やや問題であるなどの感想が出されました。5丁目の周辺緑地にある道路は、現在は封鎖されていますが、南千里から東進し、高野台サブセンターをさらに直進すれば、亥子谷方面に最短で至るルートとして計画されていたことも発見できました。

千里ニュータウンの12住区のまちあるきは、今回で一巡しました。千里・住まいの学校では、この成果を、住民が街を”再発見”したり、転入者や来訪者が街を”発見”できる「マップ」や「冊子」にまとめたいと考えています。

また、上新田や山田など、ニュータウン周辺部の「旧集落」ともに、ニュータウンと旧集落の間に形成された「自然発生的な市街地」のまちあるきを行っては・・・、さらに国内外のニュータウンの見学も・・・などの提案が出されました。 このような方向で検討し、ご案内をしたいと考えています。