[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00238

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 今日の写真は、時々登場させている「甘夏」の実です。今年は黄色く色付いて来るのが早いようでして、形も大きく、夏蜜柑らしくなってきました。

 新聞を見ていますと、これは温州みかんのことですが、今年は収穫量が多く価格も10〜20%ぐらい値下がりしているようです。

 一般に、ミカン、柿など果樹の実は一年ごとに豊作とその逆を繰り返しており、豊作の年を「表年」、その翌年を「裏年」と呼んでいるようですね。

 果物農家は、価格の変動を少なくするために、表年には出来過ぎた実を落として果樹への負担を軽減したりする努力をしているようです。(食料自給率の極端に低いわが国がやっている馬鹿げた「減反」政策に較べるとずっと合理的なやり方だと思いますが・・・)

 我家のこの甘夏の木はまだ植えて3年目、そんなこととお構い無しに成り行きに任せていますが、やはり今年は表年らしく、実の鳴り生りが良く、枝がしなるほど実が付いています。来年が心配です。

 味の方は分かりませんが、家内が皮を剥いて細く刻み、中のミカンの袋を外して種を取ったものと一緒に、砂糖とレモン汁を加えたものを長時間煮込んで「マーマレード」にして、毎年の固定客にお裾分けしているようです。

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 (写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕