まるかじり千里ニュータウン

豊中市立千里図書館等とのコラボレーションによる事業「まるかじり千里ニュータウン〜街を住みこなせ〜」(スライド会、まちあるき、写真展)を行いました。地域の情報センターとして、地域の団体・組織との協働による活動をしたいとの図書館の申し出に応える形で企画が始まり、最終的には、千里図書館、千里文化センター、千里文化センター市民運営会議、千里・住まいの学校の4主体の主催、千里グッズの会の協力による事業になりました。

14日のスライド会では、山本が「千里ニュータウンってどんな街? これまでとこれから」と題して、100枚以上のスライドを用い、千里ニュータウンの成り立ちや特徴、街の成熟に伴う問題や課題、これからのまちづくりに求められることなどを話しました。会場は約50名の方々で一杯になり、「分かりやすかった」「妻にも聞かせたい」などの感想が聞かれ、喜んでいただいたようです。

千里文化センターの多目的スペースでは、14、15日、写真展「思い出の千里ニュータウン〜覚えていますか?セピア色のまちなみ」が開催されました。千里ニュータウンの開発当初から現在に至る約40点の写真を、太田さんが中心になって企画展示したものです。
両日とも約200名の方々が熱心に見ていかれ、「お母さんはここで○○したのよ」、「バランスのよい街を計画したことが分かる」、「この写真そのものが千里の財産だ」などの感想が聞かれました。時間を超えて様々な情報を伝達し、人と人を結びつけるなど、写真のもつ力を再認識させられました。

21日は、まち歩き「もっと知りたい千里ニュータウン」が開催され、午前・午後の2回、太田さんの案内で、それぞれ約20名の参加者が、秋晴れの新千里東町〜北町を歩きました。参加者の皆さんからは、「こんなところがあるとは知らなかった」「それぞれの街がよく考えてつくられている」、「身近な街を歩いて楽しめることが分かった」などの感想が聞かれました。

千里・住まいの学校は、他の団体との協働による街づくり事業をこれからも積極的に進めていきたいと考えています。