武庫山の森づくり 会報(№54)2009年10月1日発行

【活動報告】
●9月6日(日)
近畿地方全地域の降水確率が0〜10%と云うまったく雨の心配がない一日に30名とたくさんの方々が参加されました。その内女性が10名と、何時になく大勢の方が参加されました。今年はハチが多いとのことで、朝会でハチに対する注意と被害時に使用する毒吸引器の使い方を説明しました。
作業は、散策路の整備、下草刈り、湿地の整備などに分かれて行ないました。
8月初めの大雨で散策路が荒れてきたので男性陣に散策路の整備をお願いしました。炎天下に塩谷川ルート上部まで丸太杭をかつぎ上げ、補修に汗を流していただきました。下草刈りは、機械力を駆使し広場を、フェンス際やその他は人力で丹念に行ないました。
湿地はこのところの晴天続きで水が減ってきていますが、トンボが産卵に来ていました。
湿地周りの通路がイノシシに荒らされていたので石積みを補強しました。また、ガマを植えました。
 
●9月19日(土)
最高気温の予測が27℃、降水確率は0%と絶好の作業日和に26名に方が参加されました。
作業は、塩谷川ルート上部の整備、下草刈り、湿地の整備、休憩場所の拡張、など盛りだくさんに行いました。塩谷川ルートの整備を前回に引き続き行い、ほぼ完了し歩きやすくなりました。しかし中央ルート、宝松苑ルート、横断作業道の整備が残っています。
下草刈りも前回同様、機械力と人力で広場から入り口にかけての雑草を処分しました。湿地はこのところの日照り続きで水が残り少なくなっています。ここでもイノシシに壊された通路の補修をしました。夏場の休憩場所横にあるチップ置き場は老朽化とイノシシの侵入で壊れてしまったので取り除き、そこに枯れ松を利用したベンチを作りました。アベマキやクリなどを植えました。昨年育てたドングリ類はイノシシの被害で全滅をしましたが、今年は知恵を絞りだして対策を立ててみます。「今年はハチが多いそうだ」とのことで木村さんがハチトラップを作成し持参されました。テストに2個を森の中にぶら下げました。(23日に観察したところ、既に沢山のハチが入っていました)追加で作成しようと思っています。また、風雨にさらされ見えにくくなってきた樹名板の取り外しも行ないました。

【連絡・報告事項】 
●「ひょうご森のまつり」
日時:11月1日(日) 10:00〜15:30
場所:川西市黒川地区
交通:能勢電鉄妙見口駅よりシャトルバス(無料)を運行
イベント:
 体験(クヌギ植栽、クラフト) 交流(特産品販売、お茶席)
 その他(パネル展示、交流サロン、クイズラリー)など
 当会の活動日ですが、興味のある方はご参加ください。

●「里山関連09年度セミナー」
①「気ままに植物ウォッチング④」
日時:11月4日(水)
場所:六甲山魚屋道
講師:黒田有寿茂先生
費用:600円
申し込み締め切り:10月15日
お問い合わせは村上(0797-77-0184)まで 

●ノコギリの替え刃
ノコギリの替え刃を購入しました。使用していて切れ味の悪いノコギリがあればお申し出下さい。交換します。

●10月以降の作業について
 10月からは午後からも作業をします。ご都合により午前中のみ、又は午後のみの作業も可能ですが、帰宅されるときは必ず周りの方に声をかけてから帰宅してください。

●10月の予定
①荒れている散策路の整備をします。
②竹林の整備をします。笹状竹の処分や荒らされている土留めの修復をします。
③どんどん伸びてくる雑草を処分します。
④湿地の整備をします。
⑤枯れ松の処理をします。遠望すると枯れ松が目立ってきました。

●今後の活動予定
10月4日(日)、17日(土)、11月1日(日)、21日(土)

当日の天候による活動の実施、中止の連絡はしません。各自で判断され無理のないご参加をお願い致します。
但し、午前7時前のNHKの予報で、降水確率が午前、午後のいずれかが50%以上なら活動は中止とします。