[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00254

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 大原のバス停から参道を登りきったところに、三千院の御殿門に入る階段があり、入門すると直ぐに入り組んだ廊下でつながった「客殿」に入る構造になっています。靴を脱いで渡されたビニール袋に入れて歩かされるのは少し面倒で、この客殿を出て別の建物に入るときも同じ事をやらされるので、大半の人はこの客殿に入るだけで、後は園内の見物で済ませているようです。

 三千院は、伝教大師・最澄が比叡山延暦寺を建立する際に、この大原の地に草案を結んだのが始まりだそうです。その天台宗五箇室門跡(もんぜき)の一つで、皇子、皇族が住職を勤めた特別な宮門跡です。

 今日の写真は、入口の「御殿門(ごてんもん)」横の紅葉と、客殿から眺める「聚碧園(しゅうへきえん)」の紅葉の風景です。聚碧園は客席から眺めるように構築された庭園で「池泉観賞式(ちせんかんしょうしき)庭園」と言われています。

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 (写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕