日 時:平成21年12月6日(日)
場 所:ソリオホール
講 師:田辺眞人氏(園田学園女子大学名誉教授)
来年3月に行われる「宝塚学検定」の開催を記念して、その
公開講座が開かれました。
まず最初に、宝塚の街の周辺にある知られざる「お宝」につ
いてご説明を受けました。
それらは、たとえば「神戸市の新幹線の上を通る地下鉄」で
あり、「西宮市の武田信玄のお墓」であり、「川西市の清和源氏と金太郎」等々でありました。
さて、それでは当宝塚市の「お宝」はと言えば何」なのでしょうか。
それは、自然資源では「六甲山系」や「長尾山系」であり、武庫川でしょうし、文化資源では「清荒神清澄寺」「中山寺」や「小浜の宿」でしょう。
その他 社会資源や無形資源も探せばきっとあるはずです。
観光とは、「楽しみのための旅」であり、前述の「お宝」を探し出し、PRして旅人をいかに引き付けるかは、これからの施策にかかっていると思われます。
また個人的には、このような埋もれている「お宝」を知ることは、ただ知識を得ることのみにあらず、プラスアルファとして感情をも持つことになります。
この結果 「学んで」→「調べて」→「語り継ぐ」ことが、地域振興の原動力になるのではないでしょうか。