ふるさと自立計画のモデル地域、倭文です。(%左足%)
これまで倭文では、この倭文をよくするために何とかしたいと「ふるさと自立計画策定委員会」を立ち上げ、検討を始めてきました。(%ニコ女%)(%ニコ男%)
今回、倭文のみなさんは、同じように地域づくりに取り組む地域に行って勉強するため、12/13(日)に、京丹後市と篠山市の視察に行かれました。私も勉強のために同行させていただきました。(%車%)
まず最初の目的地は、京丹後市大宮町常吉集落にある「常吉村営百貨店」。
旧村単位にあった農協の合併で、地域生活拠点施設であった支所の廃止をきっかけに、皆が立ち上がり、平成9年12月、農協支所の跡地と支所の一部を借り受け、住民が出資して「常吉村営百貨店」を設立しました。(%ショック男%)(%ショック女%)
百貨店?って・・・と思うかもしれません。ここには、農産物だけでなく、加工食品や日用雑貨など2500もの商品が並びます。地元の農産物は、農家が自分で値をつけ、店で販売しているのだとか。まさに何でもそろう「百貨店」なのです。宅配サービスも行なっており、欲しいと言われるものは何でも調達して届けるそうです。(%笑う男%)(%笑う女%)
社長の大木さんが、これまでの取り組みや現状について、詳しく話をしてくれました。大変厳しい時もあったそうですが、「やればできる!」と大木さんの努力や周りの人たちの支えがあって、今日に至っています。倭文の皆さんも私も熱心に話を聞かせていただきました。
(%雷%)
昼からは、場所を移して、篠山市福住地区を訪問しました。福住は「ふくすみ」と読みます。昔から篠山街道筋の宿場町として栄えてきました。
福住地区では、平成19年3月に福住校区まちづくり協議会を設立し、地域づくりに取り組んできました。地域振興、コミュニティ、生活・環境、健康・福祉といったそれぞれの部会や、若者中心の「2030プロジェクト」を立ち上げています。このプロジェクトでは、地域内の有志だけでなく、都会の福住ファンも一緒になって、今の子どもが将来も福住に住み続けたいと思う福住にするために、20年後の福住の人口を現在の倍の3500人にすることを目標に掲げ、がんばっておられます。
まちづくり協議会の方から取組状況などについて、説明を受け、同じ地域づくりに取り組む現状や悩みなど、お互い意見交換をしました。(%星%)
気づけば、もう夕刻。倭文のみなさんは朝7時に倭文を出発したそうで、瀬戸内海の淡路島から日本海の京丹後へ、復路は篠山を経由し、倭文に戻るというまさに1日がかりの南北縦断の旅でした。お疲れさまでした。
今回、倭文の皆さんに同行させていただき、2カ所で勉強させていただきましたが、共通して思ったのは、地域の人は、自分たちのやってきたことに自信を持ち、いきいきとしていたと感じたことです。いろいろ悩みはつきないけれど、その自信が次の取り組みへのつながっていくのでしょうか。
「言うは易く行うは難し」なことかもしれません。でも、今回学んだことをきっかけにして、あらためて倭文のこれからを考えていきましょう。(%ニコ女%)(%ニコ男%)
写真は、「常吉村営百貨店」の一コマです。
うめ