サーフ天国、スキー天国

MNです。

新年、あけましておめでとうございます。今頃ですが・・・・。
12日担当、翌日アップです。

久しぶりのブログ更新です。年末から年始にかけて、なかなか更新されませんでした。すみませんでした。皆、仕事で手一杯だったんですよねぇ〜。私もネタはあったんですが、書ききるパワーに欠けたようです。ブログ更新が徐々に途絶えるのは、よくある話です。これからは少なくとも週に1回は更新しましょうね!

と偉そうに言いながら、私はこの1月で支援室を去ります。なので、ブログ担当は今回を含めて2回で終わりです。こちらも途中退場になってしまって、申しわけございません。でもまあ、2月以降も、気が向いたときに書かせてもらおうかな・・・。

<今日の支援室>
実習の配属の発表がもうすぐです。今年度は何とかそれなりにおさまりそうです。来年度は、旧カリキュラム最後の実習となります。新カリキュラム対応となる再来年度からは、実習配属は大変でしょうね。実習に対して、理想や理念を持てば持つほどしんどくなりそうです。いっそ現実適応に徹すれば、楽になるんですが、ここは専門学校と違うところかな。新カリキュラム対応してくれない公的扶助(行政)なんかは、お上も、大学もどうするつもりなんでしょうか。といいつつ、もうすぐ私はそんな心配から、ひとまず開放されます。

さて授業も終盤、支援室でも、課題レポートの提出を受け付けるケースがあります。先日、レポートの受理に関して、こんなことがありました。

支援室の前に、右写真の案内ボードを置いていますが、何とこの下の木オケの部分に課題レポートらしきモノが置いてあるではありませんか。でもそれ、内容からは課題レポートとは判断しにくくて・・・。支援室を閉めているときは、課題レポート提出用のBOXをドアに掛けてましたので、提出者は自然にそれに気づくと思うし、わざわざ腰をおろして、下の木オケに提出することは想定できません(少なくとも私は・・・・)。で、それを見つけたHKさんとの会話。

○HKさん:
MNさん、これ、案内ボードの下にあったんですが、課題レポートでしょうか・・・・?
●ワタシ:
いくらなんでも、ここに課題レポートを提出しようと考える学生はいないんじゃないですか。きっと捨てたんだと思うから、廃棄処理したらどうですか?
○HKさん:
念のため、落しもの、忘れものとして処理して、事務に預けるほうがいいんじゃないですか。万が一、ということもあるし・・・。
●ワタシ:
確かにそうですね。じゃあ、申し訳ないですが事務に持っていっていただけますか。

結果、その万が一が、発生しました。翌日、ある学生が血相を変えて、そのレポートを持って再提出しに来ました。前日、破棄したかもしれないレポートです。その学生、どうやら木オケに置いて、提出したと思いこんでいたが、事務に呼ばれてそのレポートが落しもの処理をされていて、未提出であることを理解し、あわてて再提出に来た、という顛末でした。この「事件」で私が得た教訓は、自分の常識では判断しないで、ルール、規則に基づいて行動しましょう、って今頃学ぶか・・・・?

<私をスキーに連れてって>
2009年の年末、スキーに行ってきました。行ったのは、サンアルピナ鹿島槍スキー場なんですが、これは大学時代のスキー部の後輩が経営しているので毎年行くようになりました。後輩が関わってきたベンチャーが大成功、大儲けして、そのカネでスキー場経営にも進出して、このスキー場を買ったという経緯があります。
 

スキー場を買うにあたっては、複数の企業によるプレゼンテーションがあり、ライバル社には大企業もいたようです。(後輩の)会社の幹部には、スキー部出身者が多く居て、会社がスキーを愛する者の集まりであることを強調し、経営の成功に向けた熱意とアイデアを前面に押し出したと聞いてます。結果、価格ではなく熱意が評価されて、見事、落札できたそうです。いつの時代も、熱意は重要な説得材料のようですね。

最近のスキー場には、スノーボードを楽しむ若者が多く、彼らは一般論としてマナーが悪いため、私のような昔からのスキーヤーには困りものなんですが、まあスキー場も経営が大変だから仕方ありません。志賀高原の奥志賀などでは、ボーダー禁止のゲレンデがあって、また普通のゲレンデのように音楽もかかっていないので、静かにスキーを楽しむことができます。

奥志賀で吹雪が吹いてリフトが止まると、突然吹雪の音だけが聞こえます。冬の日本海で受ける風の音に、雪が顔や身体に当たる音が加わります。静寂の中での吹雪の音は正直恐いです。突然、自然の中にいることを痛感させられます。ただ恐いだけではなく、逆になぁんか安心できるような矛盾した感覚もあって、すごく心地よいのです。遠くないうちに、また奥志賀に行きたいと思っています。

スキーは、私の思い入れの強い趣味というか、重要な生き方の1つなんですが、家族サービスの機会でもあります。反抗期の我が息子も、このときだけは私の指導を聞きいれるなど、年に一度、親父になれます。芸は身を助く、ですかね。行き帰りのドライブなどは、ドライバーの私以外全員が夢の中です。まあ私は一人で演歌を歌いながら運転しているので、それでも楽しいひとときなんですが・・・。

この12月31日は、全国的に寒波が押し寄せてきて、スキー場に置いていた私のクルマが、3時間後には雪で埋まって見えなくなってしまいました。クルマが軒並みワイパーを立てていたので、埋まったクルマがみんな「ゲッツ」しているみたいで、それを娘と笑ってました。帰りの高速も、何度もタイヤチェックで止められたり、吹雪の渋滞に会うなどで、結局、年越しのカウントダウンを米原あたりで迎えることとなりました。おかげさまで、最近めったに見ない紅白歌合戦を、最初から最後まで「聴く」こととなりました(絢香は聴くだけでもよかった、すごかった!)。年始早々こんな目に会うとは、大変な年になる、ということですかね?

<私をスキーに連れてって>は、とりあえず映画のことですが、この映画、バックにユーミンが流れるなど、楽しいバブル時代を思い出します。一世を風靡した「ホイチョイプロダクション」によるものです。映画の中に、オフィスのシーンがあって、事務所で煙草を吸っている姿は今ではみられません。時代の違いを感じます。あれでも最先端だったんだからねぇ。

夜、暗い中をスキーで滑る場面のスタント役となったのは、当時の競技スキー界のトップ海和俊宏で、その滑りにすごく興奮したのを覚えています。原田知世役のスタントも、初歩の技術を使って初級者を演出していますが、さばきを見ていると滑りは一流、しっかりと雪面をとらえていて、技術の高さを感じます。「そんな初級者はおらんやろ!」と突っ込みたくなります。

■「私をスキーに連れてって」の滑走シーン
http://www.youtube.com/watch?v=NYa9opto8Q0

■「私をスキーに連れてって」の冒頭シーン
http://www.youtube.com/watch?v=NXW2-5Iiq4o
※ ここにいる鳥越マリは、NN先生の若かりし頃?

<サーフ天国、スキー天国>
このブログのタイトル、ユーミンの歌「サーフ天国、スキー天国」のなかで、
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スタイルなんてどうでも あなたらしけりゃ最高
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が好きです。

これは、
「世界の一つだけの花」の
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それなのに 僕ら人間は どうしてこうも比べたがる? 一人一人違うのに その中で 一番になりたがる?
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という、長く、リアリティがなく、理屈っぽく、説教臭く、まわりくどい歌詞よりも、シンプルで好きなんです。

「サーフ天国、スキー天国」は、2番目もいいのよねぇ。
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悩み事はとりあえず 帰ってからの宿題 煮詰まる恋はこの際 都会に置き去り
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いいねぇ、この明るさ、大好きです。

■サーフ天国、スキー天国(ユーミン)
http://photozou.jp/photo/show/174921/18164813

※ こうしてスキーのことを整理する機会がないと、「ココロ」が今だにスキー場をさまよっていて、なかなかこちらに帰ってきません。昔からそうだったんですが、これでもヒト科の親だからねぇ・・・、困ったもんです。

実践教育支援室年長 MN