娘達は徹夜してもなーんてことないそうです。
昔、私たちも学生の頃はラジオの深夜放送が楽しみでした。

寝るなんてただ夜になると眠いから寝るのだと思っていましたが
昼間のダメージを修復するのに大切な時間。
パワフルなエンジンを積んでいる娘達の徹夜はへっちゃらでも
私達は燃料切れになるのもわかります。

今はバレエのレッスン受けても
「筋肉の回復には48時間必要だから…」と自分に言い聞かせ
休養の日をとるくらい慎重になりました。
仕事柄もそうですが年齢的にも『身体の声』をよく聞くようになりました。

今日は二ヶ月ぶりに塚口の喫茶店「as]さんの2階をお借りしてトリートメント。
皆さんそれぞれに心の充実した年末年始があり
そして年越しで引きずった身体の不調あり。

身体に痛みや不調があってはじめて
しげしげと自分の身体をさわったり見てみたりします。
でも一人で考えていると不調も重病に思えて
よりストレスになったり「だれもわかってくれない」とネガティブに。

「肩、首がイターい」って口にだすと「これって更年期かも」
「ホルモンや自律神経のバランスも崩れて、血管の収縮もうまくいかなくて
二足歩行の人間の弱いところにコリや痛みが出やすいようですよねー」
と痛みの分かち合いもできて
なーんだみんな通る道なんだ。

もちろん骨格のズレやヘルニアや大きな原因のあるものもありますが
好きな曲を聴いてリラックスし過ごしたり
頑張りすぎないように心がけたり、少し軽い運動、歩くことを日課にしたり
嫌なことは一つでも「NO]と言えるようにしたり
夜遅くに物を食べないようにして胃腸を休めていい睡眠を心がけたり
自分の身体と対話して守れることもいろいろあります。

髪や顔と同じように身体にも触れて労わってて
気づかせてもらえる年頃なのかもしれません。
人生半分を過ぎた頃から
身体が「走ってばかりいないで立ち止まって!
自分を見つめなおして!」って教えてくれるのでしょうね。