[仁川まち協]デジカメ技術のコーナー vol.00295
年初の色んな写真行事が重なり、お送りする写真が順不同になってしまいましたが、今日の写真は「仁川小・とんど祭り(続)」です。
青竹の燃える火炎の勢いは鎮まりましたが、ダラダラと持ち込まれる正月の飾り物などで「とんど」は燃え続けています。
早々と長い列で並ぶ人たちのために、焼き芋作りも急がねばなりません。子供達が小学校の屋上にある畑で作った「さつま芋」をかこって置いた物をアルミホイールで包み、焼き芋というよりは蒸し焼きにした状態で提供しています。顔の肌を焦がすほどの熱さの中、頬かむりをして焼き芋作りに精を出している人には毎年の事ながら頭が下がります。
お正月明けの良き伝統行事ですが、作業に従事する人の大半は高齢者です。若い元気な父母が子供達をせきたて、共に先を争って獲物にありつこうとしている姿は微笑ましくも見えますが少し気になります。
私達が子供の頃は、若い両親は行事の手伝いをし、子供達は祖父母と共に家から持ち込んだ餅などをとんどの炭火を貰って焼いて食べたものです。
伝統行事を守っていくためには、若い層の人たちの行事参加のあり方にも変化が求められるのではないでしょうか。
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(写真記事=仁川在住写真愛好家 / 構成&編集=サトウ基裕)