悪質商法から守る

日 時 平成22年1月29日(金)
場 所 グリーンハイツ
講 師 大森節子氏(C・キッズ・ネットワーク 理事長)
 高齢者を中心に振り込め詐欺等、悪質商法が後を絶たない
ことから、その手口と心がまえを教えていただきました。
 まず「不当請求」と言われる詐欺のお話しで、手紙やら葉書
やらで、さも権威ある機関からであるかのような内容を送りつけ
代金を請求するもので、いづれにしても身に覚えの無いものは
絶対に支払わないことと、電話等で照会しないことで、無視するのが一番とのこと。
 「振り込め詐欺」についてですが、さすがに警察や消費者センター等の努力もあって、今はピーク時に比べ3割程度まで減少してきたとのことですが、それでも2009年度で「7300件、95億円」の被害が出ているそうです。
 その他、「かたり商法」「実験商法」「点検商法」「送りつけ商法」「マルチ商法」等々、数々の手口の説明がありました。
 「契約」とは、「申し出+合意」で成立し、口約束もまた契約であることから、この種の商法には、日本人特有の”玉虫色”の対応は禁物のようです。
 ただ、うっかり契約してしまったら、あわてずに「特定商取引法」の”クーリング・オフ”制度で対抗しましょうとのことでした。
 ①雰囲気に惑わされない。②はっきり断る。③家族や消費者センターに相談する。・・・が大事なことであると思われました。