『安全避難・支援』実践活動対応の勉強会報告

2月6日(土)午後1時30分から末成小学校多目的ホールで
コミュニティすえなり福祉部・まちづくり部・生活安全部共催で
『安全避難・支援』実践活動対応の勉強会が開催された。
宝塚市都市安全部危機管理室長飯島氏、北山氏、西川氏、
自治会役員、コミュニティ役員・代議員、民生委員等が参加。
市側から平成20年度に65歳以上を対象に実施した
市内のモデル地区での災害時要救護者としての
名簿化の調査結果を飯島氏が説明された。
調査書送付の約70%が回答、
未回答約30%については戸別訪問で意向確認。
その結果、支援要望のあった方は調査対象全体の約30%との事。
市側のご説明を聞いて
名簿登録して支援要望する人が余りにも少ないのに驚いた。
名簿化の要望のない方は個別に救護の目途がある方か、
個人情報を知られたくない方か、
或いは、その時は周りの人が何とかして呉れると思ってる方ではないかと推理。
今、名簿作りで一番気遣うのは個人情報。
銀行カードなどのパスワード、年金や健康保険などの番号を書き出す訳でなく、
ここでは住所、氏名、生年月日、電話番号、健康状態などを記入する程度だ。
本人の命にかかわる災害時の為に、
この程度の事は関係機関に提示しても良いのではないかと
個人的には思うが、皆さんはどう思われますか?
情報が無ければ行政も地域団体も災害時に迅速な救済行動が取れず、
結果的に地域住民の被害が増大するだろう。
平成21年台風第9号災害により被災された兵庫県佐用町の方が
今年の1月17日に宝塚に来られ、シンポジュウムに参加されて云われた事は
「いざと云う時、一番最初に力になって頂けたのは隣近所の方々」と。
その意味で自治会、コミュニティ活動の重要性が認識される。

参加者から市側が積極的に災害時対策を打ち出す事を要望し、
その事に対して地域の有志が協力して行くとの力強い意見が出た。

(%雨%) 勉強会の様子ー1(渡邊氏の司会で始まる)

(%雨%) 勉強会の様子ー2

(%雨%) 勉強会の様子ー3

(%雨%) 勉強会の様子ー4