子どもの安全連絡会・コミュニティ共催の研修会

2月13日(土)午後1時30分から末成小学校多目的ホールで
子どもの安全連絡会・コミュニティ共催の研修会が開かれた。
☆講師は
臨床心理士、スクールカウンセラーの川嵜 由起美氏
☆テーマは
「今どきの思春期 中高生の理解と大人の対応」
参加者は44名と多かった。
如何に最近の子どもたちへの対応に
苦慮されているかを物語る。
吉川教頭の司会で始まり、
大西青少年部長から講師のご紹介があった。
講演内容の一部を箇条書きにすると
①我慢が出来ない子が多く、
 欲しい物は祖父母を含めて、家族が買い与えている。
 欲望が満たされると更なる欲が無くなり、意欲が無くなる。
②テレビ番組が俗化して
 「いじめ」に通じる様な悪い番組があり、教育上良くない。
③講師の提唱する「3アイ」運動
 (ⅰ)挨(アイ)拶をする 
 (ⅱ)目(アイ)をみる
 (ⅲ)愛(アイ)
④体は大きく成長するが精神的な中身は育てないと育たない。
 倫理観や道徳観が育っていないといくら注意したり説明しても
 本人は何を云われているのか理解出来ない。
⑤先の読めない子が多い。従って身近で出来そうな目標を与える。

講演後、参加者の意見感想の場があったが、
年配者の日常よく聞かされる体験話ばかりが先に出て、
子育て真っ最中のお母さんたちの意見感想を聞かせて貰う時間が
無かったのが大変残念だった。
最後に「フレミラ宝塚」の近藤裕子氏からパンフレットが
参加者に配られ、施設やイベントのご紹介があった。

講演内容で特に気付かされた事は
子どもたちの体が大きく成長してきても
中身の倫理観や道徳観は教えないと育たないと云う事。
注意しても相手がその事が悪いという感覚がなければ
相手は素直に注意を受け入れない。
要するに仏法の『人を見て法を説け』に通じる。
問題は倫理観や道徳観を如何に教えるかに発展する。

(%ハート%) 会場の様子ー1(講師紹介)

(%ハート%) 会場の様子ー2(川嵜氏の講演)

(%ハート%) 会場の様子ー3(参加者)

(%ハート%) 会場の様子ー4(参加者)

(%ハート%) 会場の様子ー5(近藤氏のフレミラ宝塚紹介)