いつも月に一度アロマでお世話になっている「こざくらちゃん」は
地域の方に開かれた交流の場です。
そのこざくらちゃんでMさんが絵手紙を教えてくださるというので
初体験、参加させていただきました。

筆に墨汁をつけてまず線の引き方から。
ゆっくりゆっくり寝起きのミミズのようにゆっくり
ぐずぐずとした線のほうが味があるそうです。

今日の題材は「いちご」「バナナ」「りんご」「チューリップ」「お雛様」
みんなでワイワイ、悩んだり出来上がりを褒めたりしながら
春を感じる題材を自由に描いていきます。

小学校の図画工作の時間以来の楽しさです。
絵手紙なので文章を書き入れるとまた違った味がでてきます。
私はいちごを二つくっつけて描いて「大好き!」と文字をいれました。

なかなか「大好き!」って言えない人に送るといいのかな。

ALS患者のダグラス氏のHPに病気と付き合っていくための12か条というのが
描かれています。その中でなるほどと思ったのが
●希望を持ち続けること
●必要なだけ悲しむこと
●幸せな気持ちになること。楽しいことを選択していくこと。
●人の役に立つという喜びを持ち続けること

夕方は事故の後遺症で寝たきりになられているTさんの病室に伺いました。
お目にかかったときは少しぐったりとした様子でしたが
ご主人が最近購入された秘密兵器!メガネタイプのテレビを着けられると
とたんに目が生き生きとしてこられました。
今日はボサノバを聞いたりテレビを楽しんでいただきながら
手と足のトリートメント。
前回より緊張もとれてリラックスしていただけたようです。

ご主人に病院の屋上を案内していただき、そこから桜の木や広い河川敷を眺めました。
暖かくなったらTさんが車椅子で外出できるように・・・
ご主人は今、体調がベストではないTさんを一生懸命サポートされています。

Tさんがご主人にほっぺを刺激されながらにっこりと笑顔を見せられると
ご主人もとって幸せそうにされます。
Tさんはご主人が幸せと思われることに気づいておられます。
そして喜びを感じながら頑張っておられます!