松尾湿原内のササとオタルスゲの刈取り他作業を行いました。
・期 日 2010年2月27日(土)
・場 所 松尾湿原(宝塚市立自然の家 敷地内)
・参加者 安藤、小川、川本、小宮、四位、豊買、西川、西村(昭)、西村(タ)、能勢、福本、山根、山本、森川(久)、(午後から市環境政策課の藤田氏が来られた)
天気予報では午前中雨が残る予報でしたが、早朝には雨は上がり本日の保全活動は実施となる。
 湿原では前日来の雨でたっぷり水が含まれており、昨年湿原拡張を目指して広げた所にもおよそ半分には水が溜まっていたが、残り半分には水が流れていないことから、早速土のかき出しと土嚢で堰き止めすることにより全体に水が溜まるようになった。 これで湿原化への一歩前進か,楽しみだ・・・・
(写真の通り水が溜まるようになった様子)

さて、本日の作業は
①湿原内に、はびこるササ類の刈取り・・・本当に根気のいる作業で概ねササ類を取り除くことができて湿原内は綺麗に整備されました。 本当にご苦労様でした。
(%笑う女%)(%ニコ女%)(%笑う男%)(%ニコ男%) 
(ササ類を取り除く人、下草を運ぶ人)

②湿原の中程から上手にかけては、オタルスゲが猛烈に繁殖しており湿原植物の繁殖に災いすることから昨年2回にわたって刈取りましたが抜本的には解決しておらず、この時期に根元から取去ることとしました。
 会員の方から鍬を用意していただき、早速作業するも最初は要領が悪く力だけで取去ろうとするが、直ぐ疲れてなかなか作業が進まなかったが、前日来の雨で下は柔らかいこともあり、鍬を振り落すだけで比較的簡単に取去る要領を覚えてからは、一段と作業はすすみました。
およそ全体の7割ほど取り除くことができ、今年の夏は風景が変わることを期待します。
お疲れさまでした。
(%笑う女%)(%笑う男%)(%ニコ男%)
(鍬でオタルスゲの株などを取去る)

③湿原も大きくなり植生調査および一般見学者も身近に花を観察できるように湿原に橋を渡すことを検討していますが、その前準備として材料にする木の選定と伐採を作業を行いました。
比較的真直ぐなヒノキを伐採して虫が着かない様に皮を剥ぎ取り保管することにしました。
(%ニコ男%)(%笑う男%)(%ニヤ男%)
(皮を剥いでいます)
今回の作業は3グループに分かれ非常に効率よく、いつもながら会員のチームワークの良さに感心させられました。