ぽっかぽかコンサート

2月27日宝塚ベガホールで行われたコンサートに招待され行かせて頂きました。
女優石井めぐみさんが出産時、脳の90%が死んでいるという重度の障害児を授かった。そのまま呼吸器をはずせば死ぬだけ。
しかし、彼女は彼を育てることを決意し、飛行機で全国をつれて回り
少しでも脳に刺激を与えるよう必死で訓練された。その甲斐あって、徐々に外の刺激に反応するという奇跡的な回復を示した。

とはいえ乳母車ならず、車椅子で外に連れ出したときには鼻にチューブをつけた子供をみると、普段一人なら笑顔で話しかけたり、サインを求めてくれるのに目をそらして声をかけずに行ってしまうことに悲しみと疑問を感じ、障害児をもっと理解してもらおうとボランティアでこのようなコンサートを賛同者と始めた。
同じように障害児をもつ宝塚女優の北条つぐみさん、
てんかんの子をもつ林優子さんたちによってイラストレーターであるにしむらえいじさんの書いた絵本を読み、ホールに備え付けのおおきなパイプオルガンを桑山彩子さんが演奏し、みんなで歌もご披露くださりました。