アマモ種植えダイブ

日時:2010年3月7日 9:00〜12:00
場所:大阪府泉南市 樽井漁港横 サザンビーチ
内容:アマモ種植えダイブ
大きなオニギリサイズのアマモパック(種が入っている)を水中に持って潜水し水底に植えつける。
価値・理由:藻場(海草・海藻が生息する場所)は陸上の森林と同様に、二酸化炭素を吸収し、光合成により酸素を供給します。これら海藻の餌となるのは、河川・下水道から流れ込む窒素・リンなどです。人間の諸活動にともない海に流れ出る過剰の汚れ(窒素・リンなど)を海藻が食べて海を浄化します。
又、魚達にとっては保育場、産卵場所、棲家(住居)となっています。「海のゆりかご」と言われる所以です。 さらに、海藻は魚や貝などの動物の餌となり、魚や貝は大型の魚や鳥、人間にとって大切な食料となっています。
このように海藻は生物多様性の根源をなす大変重要な場所(サンゴ群集も同様)となっているのです。
今、和歌山県の日高以南は「磯やけ」の問題が大きくなっています。海藻が枯れてしまって魚が育たないのです。 和歌山県の漁獲量は過去20年程度で半減しています。