・期 日 4月12日 19:00〜20:00
・場 所 ピカピカランド
・観察者 豊買、川本
「桜の花の咲く頃の雨が降っている晩にホタルの幼虫は、水中から蛹になるために上陸する」と聞いており、今夜観察に行きました。ピカピカランド内の草は雨に濡れその滴だけが自動車のライトなどの反射によりチカチカと光つていました。傘をさしてて一点を観察し続けていると反射光とは異なる光を確認することが出来ました。
その光が見える場所は、水中に生えている草の株のあたりです。光は成虫ホタルの様な点滅でなく、気がついたら消え気がついたら光っているという非常に間隔の長い点滅です。
しばらく観察を続けると建屋のブロック壁とツユクサの葉の上でホタルの幼虫を見つけることが出来ました。我々が活動を開始してからピカピカランド内で上陸しているホタルを観察したのは今回が初めてです。今夜は合計10匹を確認することが出来ました。
今年はホタルがどのくらいピカピカランド内を飛び回るのかを楽しみに今後も幼虫ホタルの上陸の観察を続けたいと思っています。
写真右上今年はピカピカランド内でもホタルの幼虫を飼育することも予定し設置している水槽。
写真右ツユクサの葉の上で光っていたホタルの幼虫 放流時には体色は黒っぽかったが茶色をしていました。(写真のほぼ中央に写っているのが上陸しているホタルの幼虫)