新型インフルエンザへの対応

日 時 平成22年5月13日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 廣石恵才氏(宝塚市医師会)
講 師 増田宗義氏(宝塚健康福祉事務所長)
 昨年 猛威をふるった”新型インフルエンザ”の感染・事態・
予防等についてお話を伺いました。
 新型インフルエンザとは、通常 人には感染しないA型イン
フルエンザウイルスが、人の体内で増殖できるように変異し
人→人へ感染を起こすようになったものをいいます。
 これの感染は主として、①飛沫感染(くしゃみ、咳等)と ②接触感染(ドアノブ、便座等)だそうです。
 したがいまして、①感染者の2メートル以内に近づかない。②石鹸で15秒以上洗う。③マスクを使用する。④予防接種を医療機関で受ける。等々が有効で、万一感染したら出来るだけ早く専門医に受診し、抗ウイルス薬(タミフル、リレンザ、シンメトレル等)を服用することが大切です。

過去のスペインカゼの例にもありますように、2年目の方が
より被害が出ることも考えられるので、今年は行政でも医療
機関の充実・確保(外来、入院機関の追加確保や機材の充
実等)、ワクチン接種に対する助成も行うとのことでした。
 この秋に、再び大流行するのではとのウワサもあり、今から
留意しておきましょう。