糖尿病を発症しないために

日 時 平成22年6月3日(木)
場 所 宝塚医療会館
講 師 岸本通彦氏、廣辻徳彦氏(市医師会)
 糖尿病は、いろいろな合併症を引き起こす病いで、これを発症
しないために、その原因や治療法等について教えていただきま
した。
 糖尿病とは、慢性の高血糖により細小血管に障害が認められ
る疾患であるとのことで、これの原因はすい臓からのインスリン
の分泌不全か運動不足や食べ過ぎ等で起こる肥満によるインスリン抵抗性にあるとのご説明でした。
 またこれの治療法としましては、①食事療法(適量なカロリー摂取とそのバランス)、②運動療法(適度な運動:ジョギング、体操、サイクリング等々)、③薬物療法(血糖降下作用の投薬)があるとのことでした。
 要は、”規則正しい生活””バランスの摂れた食事””適度な運動”等により、良好な身体のコントロールを心がけることにあるようです。

後半は、加齢に伴なう眼の病気のお話しで、まず白内障(眼
の水晶体がにごる状態)は、疲れ眼・ぼやける・まぶしい等々
の症状があるとの由。
 また緑内障(視野が欠ける状態)は、原因が不明のようです
が、眼圧(眼の形を保つために必要な圧)を下げる薬物療法や
手術療法があるとのことでした。