明日6月10日の5限は、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科連続公開講座「世界を変える社会起業家たち2010」の第3回目「変革は一歩ずつ〜対象者の自立支援のためにできることから始めること〜」です。講師は、僕のセミ(社会学部社会福祉学科)の卒業生の大森恵実氏(アジアアフリカ国際奉仕財団)さんです。
彼女は、大学3年生から4年生になるまでの1年間大学を休学し、カナダで英語を学んだ後、世界中を放浪していました。ちょうど彼女が世界を放浪している期間に、僕は西アフリカの青年海外協力隊員とその隊員の現地のカウンターパートのアフリカ人のNGOなどのワーカーを対象に、参加型開発手法(PLA)のワークショップをおこなうため、ブルキナファソを訪問しました。大森さんも、このワークショップに参加したのですが、その時の大森さんの写真がこれです。
このワークショップを企画したのは、社会起業学科にもこれまでゲストスピーカーとして来てもらったことのある森重裕子さん(今年の秋学期には国際ソーシャルワーク論の講師をしてくださいます)です。その当時は、協力隊員だったのですが、今ではすでに社会起業家として活躍されています。
大森さんは、こののち関学に復学して、4年生時にはアジア女性自立プロジェクトでインターンシップを経験し、ネパールの最底辺のカーストの支援に関する論文を書いて関学を卒業。卒業後はAIVで、インドやアフリカの教育支援にかかわり、COCOCHIでも取り扱っているフェアトレード事業などを手掛けています。
明日の講演会では、学生時代の経験が現在の活動にどのようにつながっていったのかがきけるはず。将来、海外をフィールドに活躍したい人は、必見です!